手作り石鹸の基本的な作り方
手作り石鹸の作り方は材料も作り方自体も様々な方法がありますが、一般的な手作り方法をご紹介します。
参照: |
- 手作り石鹸に必要な分の油を量ります。
- ボールを湯せんにかけて1の油を40度前後に温めてます。苛性ソーダの容器のフタは直前まで開けずに手早く計量してすぐに閉めます。
- 精製水と苛性ソーダを正確に量ります。
- 別の容器に精製水を先に入れ、苛性ソーダをその中に静かに注ぎ入れて溶かしていきます。(溶かしているとき、蒸気が上がり独特の刺激臭がするので吸い込まないように注意してください。また、このとき苛性ソーダ水は80度以上の高温になっているので火傷にも注意してください。)
- 3の苛性ソーダ水を冷やし、油と同じ40度前後に温度をそろえます。
- 2の湯せんで40℃になっている油に4の苛性ソーダ水を少しずつ注ぎながら、泡立て器でかき混ぜていきます。(このとき、ボールの外に中身が飛ばないように気をつけ、ボールに顔を近づけないようにしてください。)
- かき混ぜ始めた頃はサラサラだった生地が白っぽくややモッタリした状態に変わってきたら、牛乳パックなどの型に入れテープできっちりと密封し温かい部屋で24時間保温します。
- 保温後翌日~1週間後型から出して適当な大きさに切り、日の当たらない風通しの良い場所で約1ヶ月乾燥させます。(出したばかりの石鹸はアルカリ性が強いので、ゴム手袋を着用のうえ作業をしてください。)
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手作り石鹸を初めて作るときは苛性ソーダの取り扱いに気をつけてください。不安な方は慣れるまで写真が多めの書籍を購入するか、作り方が簡単なキットを購入して作られるほうが安心です。(→手作り石けんキット一覧(手作りキット))
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